2004年06月11日

e-Bookリーダー「LIBRIe EBR-1000EP」を試す(PC Watch)

e-Bookリーダー「LIBRIe EBR-1000EP」を試す〜世界初、電子ペーパーを実用化(PC Watch)
EBR-1000EPでは、文字の表示を2階調(速い)と4階調(きれい)から選択できる。4階調では、グレースケールフォントで表示されるので、小さい文字でも読みやすい。4階調の場合は、画面の書き換えの際に、一瞬画面全体を黒くリフレッシュしてから、文字が表示されるが、書き換え速度は約1秒程度でそれほど遅いという印象は受けない。2階調にすると、画面が黒くならずに書き換わるので、さらに高速だ。
お、そんなモードがあったのか。2階調だと白黒反転しないけど、4階調だと反転する…。ヘンな仕様だけど、これも「E INK方式の電子ペーパー」の現状での限界なのかな。
EBR-1000EPで閲覧できるコンテンツは、ソニーが開発したBBeB(BroadBand eBook)規格に準拠したデータのみだ。BBeBはテキストベースのフォーマットなので、容量が小さいという利点があり、10MBの内蔵メモリに約20冊分の書籍データを格納できる。また、メモリースティックスロットも装備しており、512MBのメモリースティックProを利用すれば最大500冊(本体内蔵メモリとメモリースティックあわせて最大500冊まで)もの書籍を持ち出すことが可能だ。
500冊持ち歩いても、すべてが60日で読めなくなるのだから話しにならない。

表示面の仕上がりについて言うならば、シグマブックとリブリエでは圧倒的にリブリエの方が上をいっている。携帯性や、操作キーのレイアウトなどもよくできていると思う。でも、肝心のコンテンツが時限制ではどうにもならない。

買って60日を経過してからようやく読み始める本なんてざらにある。本をたくさん買っている人はみんなそうじゃないだろうか。

いかんいかん、リブリエが流通させようとしているものを「本である」と考えると、どうしても頭が固くなる。これは貸本、レンタル方式なんだから、このような反論はお門違いなんだよな。

たとえばレンタルビデオ。「一週間レンタル、まとめて借りたらもう1本無料」なんていうサービスはざらにあるわけで、だったらもう一本借りて、ついでにアレも借りてみるか、なんて気軽に借りて、けっきょくみないまま返却した…、なんて人もたくさんいるんじゃないか。リブリエのコンテンツは、そんなふうに浪費することを前提にしているビジネスモデルなんだ。


posted by 多村栄輝 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(1) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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