2006年01月13日

Macintoshがエキスパンドブックに別れを告げた日

Intel製CPUを搭載したMacintoshが発表されました。既存アプリケーションとの互換性を確保するための技術としてRosettaが組み込まれているわけですが、このRosetta、いわゆるClassic環境はサポートされません。OS 9以前の環境で動いていたアプリケーションはまったく動かなくなるわけで、これはエキスパンドブックもHyperCardも動かない、ということ意味します。

過去に何度か「エキスパンドブックのOS Xバージョンがほしい」と書いたことがあったけれど(参考:「週刊ドットブック」はもう読めない)、エキスパンドブックという貴重な資産が消え去る日がいよいよホンモノになってきた。HyperCardなどは、Classic環境で動かした方がOS 9で動かすよりも快適だったりしたのだけど、これも新しいMacでは楽しむことができない。

別れの日は、あっさりとやってくるもの。

だからこそのドットブックやアジュールなのだろう。わかっているけど、寂しい。
posted by 多村栄輝 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Note | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする